株式相場の基本

企業、或いは個人が所有している資産を利用し、その資産を増やす方法として一般的には営業活動を通じる方法が有ります。
また、金利分の増加を目的とした預貯金、株式相場やその他の市場に資金を投入し利益を得る投資など様々な手法も考えられます。

もっとも、広い意味で捉えれば営業活動も資産を投入し、利益を得るという意味では投資とも言える事は確かですが。
投資といえば、多くの人がまず思い浮かべるのが株式相場への資産投入を考えるのではないでしょうか。

これは、上場された株式を購入し、その株式の値上がりに合わせて売却、その差益を利益として計上する事を基本とします。

株式の値段を株価と言いますが、上場企業の株式であれば、株価は一般に公開されており、その変化を見極める事によって今後、その株式が値上がりする可能性があるのかを予測する事から始まります。

勿論、購入しようとした株式を発行している企業が持つ資産価値によって株価は定められるのですから、資産価値以下の株価の付いた株式は今後値上がりする事が予想され、結果として、購入する価値がある、ということになるのです。

但し、実際に取引を行う場合に注意する点として、株というものを取引する際には、売買が可能な株数というものが定められていますので、株価と株数を乗じた金額を、更には売買の際に金融機関に支払われる手数料を計算する必要があるのです。

この手数料は購入時は勿論、売却時にも掛かるものなので、僅かに株価が上がったからといって安易に売却をする事は、資産を減少させる結果となることとなってしまいます。

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