先物取引入門

先物取引という投資商品があります。
この商品は他の投資とは若干異なった仕組みが存在しており、どのような取引を行っていたとしてもそれを長期に持っているということができません。

また金利など利息が付く類のものでもなく、価格変動による差益を狙うしか無いという特徴があります。
この金融商品は将来のある時点での何らかの商品の取引価格をやり取りする仕組みを指しているものであり、将来的な商品の値上がりを予想するのであれば安く買って高く売れば良いですし、逆に価格の下落が予想されるのであれば先に売ってから後ほど買い戻せばよいのです。
そのような仕組みで成り立っている相場が先物取引です。

投資らしく商品先物が一般的ではありますが、金や銀、プラチナなどの希少金属の他にガソリンや天然ガスなどの資源、エネルギー、その他にも小麦などの食料も取引の対象になっています。
しかしながらこれらの取引は非常にハイリスクハイリターンな商品ですので初心者に勧められるものではありません。

基本的に証拠金取引という仕組みに乗っていますので、少ない資金で大きな利益を出すことが出来る一方で損失についても底なしであるというリスクがあります。
投資に使用している資金以上の損失を出して借金を背負うことになるということも仕組み上起こり得るのです。

その様な大きなリスクは一般的な株式取引では起こり得ないため、リスクが高い取引として認識しておく必要があるでしょう。

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